サワラも脂がのってます
ルアーを投げているとガツンと強い衝撃が竿から伝わってきます。しばし糸の巻上げの格闘をすると姿を表したのは、サワラ。この魚も歯が鋭くてラインを切られることもよくあります。写真を見てもけっこうどう猛な感じでしょ。
サワラはこの時期、脂がのっていてとても美味です。塩焼きでも十分いけますし、タレに漬け込んでもおいしいです。
そんなおいしい魚を食べるために今日も竿を振るのです。。。
この日の釣果は・・
よし、はりきって大きいのを釣るぞと釣りのスタート時には心に思うものです。
しかし、そんな気持ちとは裏腹にルアーの大きさより小さなイワシがかかってしまう、これが現実でしょうか。
自分でも笑ってしまうこの釣果にレンズを向けずにはいられませんでした。
この後はしっかり大きいタチウオを釣ってリカバーはしましたけど。
釣りのおもしろいところはこんな意外性のあるところなんですよね。
かわいいルアー
魚を釣るときは生餌と疑似餌を使う場合に大別されます。疑似餌というのは、餌になるものに模したもの。疑似餌全般をルアーと呼びます。
ルアーは餌となる魚や虫などの形に似せて作られています。精巧にできているものからシルエットだけを似せているものなど様々。要は魚が餌と思い食いついてくれればいいわけです。
そんなルアーも最近は一見とてもかわいいと思えるものも出て来ました。写真にあるのがそのひとつですが、なにかマスコットとしても通用しそうじゃありませんか?
メーカーは実釣しているはずなのでこのルアーを使っても釣れるはず。
こうなってくるとルアーのアピールも魚に対してではなく使う人間に対して行っているようにも感じますね。
最近は女性アングラーも増えてきているのでかわいい道具も実際ふえてきています。ピン系のカラーリングの竿とかもどこかで見たような・・
まぁ釣れればスタイルや見た目は使う人の好みですから、これもまたいいのかもです。
タチウオの大きさは指で表す
タチウオが釣れたときに大きさの指標として使われるのが指の本数。タチウオの胴体に指何本分かで表します。
写真のタチウオだと「指4本のタチウオ」という感じです。4本サイズだとまぁまぁ大きくLサイズといったところでしょうか。4本サイズになるとお刺身にして食べるにもいいサイズです。
これが5本以上になり長さもメートルを超えるとドラゴン級と呼ばれます。波止場からもたまに釣れるサイズ。もちろん引きは相当強くなります。
さらに大きいサイズのタチウオも生息していて大人が両手でやっと抱えられるくらい大きなタチウオもいます。そのサイズは船での沖釣りで釣られることが多いです。
スーパーの鮮魚コーナーでタチウオにそっと指をおいてサイズを測っている人を見かけたらその人はタチウオ釣りをする人です。私がそうですから・・
タチウオは光物がお好き
タチウオは、昼間は海の深いところで過ごし、日没頃になると浅瀬まで餌を食べに上がって来る習性があります。つまりは夜行性です。
タチウオを釣るときには、仕掛けに発光体を取り付けると食いつきがよくなります。タチウオはイワシなどの小魚を捕食していて、餌の小魚と思わすようなルアーなどもよく使われます。
そのルアーなどに発光体をつけるとタチウオによりアピールでき、食いつき率があがり釣果も伸びてくるというわけです。
タチウオは光物が大好きなんですね。
ルアーに使うマイクロサイズの発光体は、釣具店にいくと様々な種類のものが売られています。ルアーの形態に合うものを選んで使います。
しっかり海の中でも明るくアピールさせてタチウオに気がついてもらうことが釣果をあげるコツと言えます。
パクチーの花が咲きました
夏に食用で買ってきたパクチーの短い茎を水栽培で育成していました。水栽培なのでヒョロヒョロと茎が伸びる程度の成長でしたが、気がついてみると花を咲かせてました。
食用で買ってきた野菜の残りなんてたいてい捨ててしまうものですが、そこから育てて花まで咲いてくれるとなんとも嬉しく感じます。
最近、パクチー人気が広がってるようですね。パクチーを入れた料理を出す専門店もあるとか。このパクチーという名称ですが、調べてみるとこれはタイ語。
一般的には英語のコリアンダーと呼ばれていたようですが、最近ではパクチーの名のほうが浸透しつつある感もします。中国語は、香菜と書いてシャンツァイと呼びます。しかし、日本ではこのどれもが呼び名として定着しているようです。
好き嫌いが分かれるパクチーの風味ですが、私は大のお気に入り。
パクチーといえばベトナムでフォーを頼むと山のようにパクチーが別の皿に盛られて出てくるのを思い出します。こんなことを書いていたらベトナムにまた行きたくなってきました。
イワシの食べ方- レモンソース焼き
初心者でも簡単に釣れる魚種のひとつがイワシ。群れが入っていれる場所にサビキ仕掛けを垂らせば誰でも釣り上げることができるので釣りが初めての方やお子さんにできる釣りです。
そんな手軽に釣れるイワシを釣り上げたときにおすすめしたい調理方法は、レモンソース焼き。これは私が勝手に名づけたもの。
レシピは次のような流れです。
・イワシを手開きで頭と内臓は外しておきます。
・フライパンにオリーブオイルを入れて暖めます。
・みじん切りにしたにんにくを入れて香りが立ってきたらイワシを皮側からフライパンに入れて焼いていきます。
・ここで塩を軽く振り、ハーブなどの香草類をみじん切りにしたものをまいてもいいです。
・イワシは火通りがいいのである程度焼けてきたら手早くひっくり返します。
・白ワインを全体に入れて蒸発させます。
・締めにレモンを全体に絞り、オリーブオイル少々を最後に全体にまぶしたら出来上がりです。
これだけでちょっとしたイタリアン風のイワシ焼きがおいしくいただけます。ごはんのおかずにもお酒の肴にも合う一品ですよ。
自分で釣った魚は味が何倍にもおいしく感じるもの。イワシがつれたらぜひこの食べ方でお試しください。
タチウオの食べ方- 刺身
タチウオのお刺身、スーパーではあまり見かけないですよね。新鮮な身でないとお刺身にはならないらしく、スーパーなどでは売られていることは少ないようです。
それでも自分で釣り上げれば、釣れたてのタチウオのお刺身も食べることができます。
上の写真は私が釣ったタチウオを刺身にさばいたもの。タチウオは生で食べると甘みがあってコリコリとした歯ごたえのある味です。タチウオが甘いと感じられるのは、たぶん刺身で食べないとわからないかもしれませんね。
ただ、刺身の向くは大型のタチウオです。タチウオは身の太さを指数で示すことが多いのですが、指4本以上のサイズは刺身にもってこいです。
ぜひ一度タチウオのお刺身試してみてください。
タチウオの食べ方-一夜漬け焼き
釣ったタチウオの調理方法ですが、おすすめレシピのひとつは一夜漬けを焼いたものです。
醤油、みりんなどでタレを作り、タチウオの切り身を漬け置きます。短くても一晩、味を濃くしたい場合はもう一晩漬け込んでもいいでしょう。
あとはそれをグリルで焼き上げるだけ。
味が染みた白身はもう絶品です。これをどんぶりご飯の上に敷いて甘辛いタレをかければタチウオ丼にもなります。
もうこうやっておいしいタチウオを食べてしまうと、タチウオ釣りがますますヒートアップしていってしまうのです。
タチウオ釣りはやめられない
タチウオ、釣りの人気ターゲットです。タチウオが釣れる時期だけ竿を握るひともいるくらいファンが多い魚種。
一年中どこかで釣れますが、多くは釣り船で沖に出て釣るスタイル。ただ、秋ごろからは堤防などからも狙えます。
タチウオが針が掛かった瞬間は、「ドンっ」という重い手ごたえが伝わります。初めてのひとなら根掛りかと感じるくらい、強い当たり。それくらいタチウオの力は強いもの。
そこからタチウオとのバトルを楽しみながら引き上げてくる間がこの釣りの醍醐味です。
食べてもおいしく釣って楽しいという私の釣りのテーマに最適な魚種のひとつなのです。